ピラニ真空計

ピラニ真空計は熱伝導型真空計で、真空中に加熱されたフィラメントの電気抵抗が
周囲の圧力変化によってフィラメントが温度変化し、変わることを利用した真空計です。
測定範囲は10-1~10-2Pa台まで測定でき、ピラニ球のフィラメントは大気圧から
スイッチを入れても何等支障なく、長時間の連続使用にも経年変化等ほとんどありません。
当社製品は独自の特殊ピラニ球を採用し、安定した動作で信頼ある測定値を指示いたします。
<実用新案 №574489>

製品一覧

特 徴

永年の実績をもつピラニ真空計で、フィラメントは堅労で長時間の使用にも断線することはありません。
内臓されている特殊安定回路は、電源変動(90~110V)に対して安定な動作をし、信頼ある値を指示いたします。また、周囲温度に対しても従来の真空計に比べ、より安定度が高くなっています。
取扱いが簡単で幅広く手軽に真空を計ることができます。

用 途

あらゆる真空装置の粗引系並びに装置の圧力計測に適しており利用頻度が高く、又自動装置の要として幅広くご使用いただけます。
※ラックマウント式のパネルタイプもそろえております。